ゆき

東雲家に定期的にやってくる化け猫。

口調が荒いのでオスかと勘違いされやすいがメスである。

人間にイタズラを仕掛けることをなによりの楽しみとしていたが、茜の作戦にかかってからは、イタズラよりネズミとりに夢中になっている。が、成果はよろしくない。

元々は町の人間に大切に飼われていた普通の猫だったが、飼い主は数十年ほど前に亡くなってしまったようである。飼い主が亡くなってからは野良として生き続け今にいたる。

猫としては長生きだが、妖怪としてはまだまだ若い。町の外へは出たことのない未熟な妖怪である。

 

20~30歳?

誕生日 冬生まれ(正確な日付は不明)

 

 

浅葱(あさぎ)

茜の知り合いを名乗る女性の天狗。

翼はあるものの空を飛ぶことができず、天狗の中では浮いた存在になってしまっている。

穏やかな性格だが、それゆえに悪口を言われても言い返せない一面も。

彼女のことをからかう妖怪は多いが、正直もので明るいため、一部の天狗からは信頼されており、友達も決して少なくはない。

やや抜けたところもあり、それが原因で仕事を失敗しがちでなかなか地位はよくならないようだ。しかし本人はあまり地位にこだわりはないので、このままでいいのかもしれない。

 

100歳前後

身長 170㎝

誕生日 冬(正確な日付は不明)

天川 弥生(あまかわ やよい)

茜の母親。茜たちとは異なり純粋な人間で、天狗に多く見られる翼などは持たない。

青い目をしているが、これは彼女の家系の持つ特徴であるとのこと。茜にも受け継がれている。

穏やかな性格で、いつも笑顔を絶やさない。

浅葱とは古くからの付き合いで、よく一緒に行動している。

天狗の集落は人間が訪れることが少ないため、訪れた人間は精いっぱいもてなす。

天狗と結ばれはしたものの、力を持たない人間であるため、彼女の集落での地位はあってないようなものである。

 

38歳

160㎝

誕生日 3月16日